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Apple WatchでiPhoneのFace IDアンロックを初体験して分かったこと Apple Watchはもはや必須CloseBox(2/3 ページ)

iOS 14.5とwatchOS 7.4でついに実現した「マスク装着時のFace IDアンロック」、早速試してみた。

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iPhoneをApple Watchマスクアンロックに設定する

 設定>一般>ソフトウェア・アップデートでiOS 14.5にアップデートすると、wachアプリからwatchOS 7.4がインストール可能になるので、実行する。

 次に、設定>Face IDとパスコードをスクロールダウンしていき、「APPLE WATCHでロック解除」を見つける。そこにペアリングされているApple Watchが表示されているので、その右側にあるトグルを緑色になるようスイッチする。デフォルトではApple Watchによるロック解除はオフなのだ。

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ロック解除はデフォルトでオフ

マスクを着用していてFace IDで顔を認識できないとき、Apple Watchのセキュリティー保護された接続を使用してiPhoneをロック解除します。Apple Watchは、iPhoneとの通信範囲内にあり、手首に装着されていて、ロックが解除されており、さらにパスコードで保護されている必要があります。

という説明がある。

 スイッチをオンにすると、下記の警告が出る。

マスクを着用した顔が検出されるとKoyaのApple Watch 6でiPhoneのロックが解除されます

マスクを着用しているとFace IDであなたの顔を認識できないので、Watchが近くにあってロック解除されているときにマスクをしている顔が検知されると、それがあなたの顔でなくてもiPhoneのロックが解除されます。意図せずにロックが解除された場合は、Watch上の触覚及び通知によりiPhoneを再びロックすることができます。

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警告

 つまり、マスクしている顔は、それが自分のものでなくても有効であるということだ。これは他の人が周囲にいる場合には危険だ。間違ったら再ロックする必要がある。

 マスクをした状態ではFace IDでマスクが覆われていないところだけ認識して、さらにApple Watch装着による本人性を追加してセキュリティを高めているのかと想像していたが、そうではないのだ。これは注意が必要だ。

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