「どうぶつの森」、米博物館の「ビデオゲームの殿堂」入り
任天堂のゲーム「どうぶつの森」(英語では「Animal Crossing」)シリーズが、「世界のビデオゲームの殿堂」入りした。他に、「Microsoft Flight Simulator」「StarCraft」「Where in the World Is Carmen Sandiego?」が選ばれた。
任天堂のゲーム「どうぶつの森」(英語では「Animal Crossing」)シリーズが、おもちゃやビデオゲームを展示する米ストロング国立演劇博物館の「世界のビデオゲームの殿堂」入りを果たした。同博物館が5月6日(現地時間)、2021年に選出した4本のゲームを発表した。
「世界のビデオゲームの殿堂」は、「遊び」をテーマにしたコレクション型博物館である同博物館が2015年に開始した。ある程度の期間人気を博し、ビデオゲーム業界やポップカルチャー、社会に影響を与えたゲームを、プラットフォームを問わず選ぶというものだ。任天堂のゲームとしてはこれまで、「スーパーマリオブラザーズ」や「ポケットモンスター 赤・緑」も選出されている。
同博物館は「どうぶつの森」シリーズを「プレイヤーが好きなようにアクティビティを完了してオブジェクトを収集する自由を与え、毎日新しい驚きや発見の可能性を秘めている」と評価し、最新作「あつまれ どうぶつの森」(英語では「Animal Crossing:New Horizons」)は「こうした特徴により、コロナ禍で誰もが社会的なつながりを求める中、大ヒットしたと説明できる」としている。
「あつまれ どうぶつの森」と共に選ばれたのは、米Microsoftの「Microsoft Flight Simulator」、米Blizzard Entertainmentの「StarCraft」、米Broderbundが1985年にリリースした教育ゲームシリーズ「Where in the World Is Carmen Sandiego?」だった。
関連記事
- 「あつ森」がユニクロのTシャツに 29日発売 ゲーム内に店舗再現した「UNIQLO島」も
ユニクロのTシャツブランド「UT」からNintendo Switch用ゲーム「あつまれ どうぶつの森」にちなんだデザインのコレクションが登場。29日から販売する。 - あつ森に「観光案内メーカー」登場 自慢の島をポスターや動画に
「あつまれ どうぶつの森」で撮影した画面写真や動画を使い、スマートフォンで島のポスターや案内動画が作れる「観光案内メーカー」が登場。 - 任天堂、あつ森で公式の島「Ninten島」公開
任天堂がゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」で公式の島「Ninten島」(にんてんとう)を公開した。 - ジョー・バイデン候補、大統領選キャンペーンで「あつ森」活用
米民主党の大統領候補であるジョー・バイデン氏が、選挙キャンペーンで「あつまれ どうぶつの森」ユーザーに特別デザインの看板を提供する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.