速報
PS5の品不足は2022年も続くとCFO──Bloomberg報道
ソニーの十時CFOが、PlayStation 5(PS5)の需要は続いており、「来年も供給が追いつかないだろう」と語ったとBloombergが報じた。11月発売のPS5の2020年度の販売台数は780万台だった。
ソニーの十時裕樹CFO(最高財務責任者)が同社のゲーム端末「PlayStation 5」(PS5)の供給不足について、「来年増産しても、供給は需要に追いつけないだろう」と語ったと、米Bloombergが5月10日(現地時間)、同社のブリーフィングに参加した匿名希望のアナリストの話として報じた。
PS5は、半導体などの部品不足もあり、昨年11月の発売以来、入手が困難になっている。
十時氏はブリーフィングで、可能なかぎり早く増産する必要があると語った。コロナ禍の状況にかかわらず、需要は高いままという。「PS4は1億台以上販売しており、市場シェアとレビューを考慮すると、需要が簡単に減少するとは考えられない」(十時氏)
同社は4月28日の業績発表で、2020年度のPS5の販売台数は780万台で、2021年度は1480万台以上を目指すとしている。
関連記事
- PS5の4K/120fps出力に対応した4Kテレビ、ソニーが発売 「ゲームプレイに適している」
ソニーはPlayStation 5の4K/120fps出力に対応した薄型テレビ13モデルを発表した。「次世代ゲーム機でのゲームプレイに適している」という。 - PS5専用PS VR、2022年以降に発売
PS4向けPS VRはPS5でも利用できるが、次世代版はPS5専用となる。 - PS5、米国で「過去最大のローンチ」に
米国のPlayStation公式Twitterアカウントが「PS5が過去最大のローンチ(立ち上がり)になった」とツイート。初期出荷で「PS4」などを上回ったことを明らかにした。 - PS5、メルカリやヤフオクで高額出品相次ぐ 約30万円の出品も
フリマサイト「メルカリ」などで「PlayStation 5」の高額出品が相次いでいる。10万から20万円で取引され、約30万円の出品もあった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.