50匹分の食用コオロギパウダー入りフィナンシェ、Pascoが発売 「配合の限界に挑戦」
50匹分の食用コオロギパウダーを使ったフィナンシェをPascoが限定販売する。10匹分、30匹分入りに続き、「おいしさを兼ね備えた配合の限界に挑戦」したという。
敷島製パンは、50匹分の食用コオロギパウダーを使ったフィナンシェを、Pascoオンラインショップで5月17日〜23日に限定販売する。同社のSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一環。
これまで、10匹分、30匹分のパウダー入りコオロギフィナンシェは販売していたが、「コオロギの風味をよりしっかり感じたい」という声に応えるべく研究を重ね、「おいしさを兼ね備えた配合の限界に挑戦」したという。
同社は昨年12月、コオロギパウダーを使った食品ブランド「Korogi Cafe」(コオロギカフェ)シリーズとして、10匹分と30匹分を使った「コオロギのフィナンシェ6個入(2種の詰め合わせ)」(税込・送料別2160円)をオンラインショップ限定で発売し、「好評をいただいている」という。
今回新たに、50匹分のコオロギパウダーを使った製品も加えた「コオロギのフィナンシェ6個入(3種の詰め合わせ)」を2376円(税込・送料別)で限定販売。50匹分入りは、「力強い香ばしさの後に、噛むとじんわりとナッツの様なコクが感じられる」味で、「昆虫食に親しみのある方や、食育にご関心のある方におすすめ」という。
同社は、持続的な食糧の安定供給を目指した取り組みを進める中で昆虫食に着目。高崎経済大学発ベンチャー企業のFUTURENAUTが開発した食用コオロギパウダーを使った製品を研究してきた。
コオロギパウダーを使った製品は「安全、安心で美味しい『未来食』として提案。「これまでの食生活や、未来の食について考える良いきっかけになれば」としている。
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