ニュース
電子チケット販売のPeatix、全ユーザーがライブ配信可能に 6月から
Webサービス「Peatix」を運営する日系ベンチャーの米Peatixが、ライブ動画配信サービス「Peatix Live」での配信機能を全ユーザーに6月から開放すると発表した。これまではクローズドβ版として、一部のユーザーにのみ提供していた。
電子チケットの販売やイベント管理などができるWebサービス「Peatix」を運営する日系ベンチャーの米Peatixは5月12日(日本時間)、ライブ動画配信サービス「Peatix Live」での配信機能を全ユーザーに6月から開放すると発表した。
Peatix Liveは、コロナ禍でオンラインイベントのニーズが拡大したことを受け、2020年7月にクローズドβ版として発表。一部のユーザーに配信機能を開放していた。Peatixとの連携が可能で、開催者は告知やチケットの販売、参加者の管理や実際の配信まで全てをPeatix社が提供するサービス内で行えるという。
ライブ配信を行うときは「Open Broadcaster Software」など外部の配信用ソフトを併用する必要がある。Peatix社の原田卓CEOは「現在、Peatixのユーザー数は日本と海外を合わせて約620万人。Peatix Liveなら(これだけの人に)配信を訴求できる」としている。
Peatixは11年にサービスを開始。20年1月以降、Peatixを活用して開催されたオンラインイベントの数は14万、参加者数は305万人を超えるという。
関連記事
- 電子チケット販売「Peatix」に不正アクセス 最大677万件の個人情報流出
電子チケット販売プラットフォーム「Peatix」が10月に不正アクセスを受け、ユーザーの氏名やメールアドレス、暗号化されたパスワード最大677万件が引き出されていた。 - 「悪質な転売行為、最小化したい」 イベント管理サービス「Peatix」にチケット再販機能
イベント管理サービス「Peatix」にチケット再販機能。主催者が再販価格の上限を設定できる機能などを備え、「チケット転売の問題解決に寄与できる」としている。 - 「悪質な転売と戦う」 オリラジ中田さん、チケット販売を「よしもと」から「Peatix」に
「このライブで、テクノロジーによる勝利宣言をしたい」と意気込んでいる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.