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万博の第2回連絡会議に政府がVR採用 井上担当相らがアバター姿で参加
2025年に予定する日本国際博覧会(大阪・関西万博)の準備を進める、内閣官房の運営事務局は、5月12日に開いた関係省庁の連絡会議にVR会議システムを採用した。井上信治国際博覧会担当大臣らがアバター姿でVR会議に参加した。
2025年に予定する日本国際博覧会(大阪・関西万博)の準備を進める、内閣官房の運営事務局は、5月12日に開いた関係省庁の連絡会議にVR会議システムを採用した。井上信治国務大臣(国際博覧会担当)らがアバター姿でVR会議に参加した。
大阪・関西万博のコンセプトは「未来社会の実験場」で、万博開催前から先端技術など新たなアイデアを創造し発信することを掲げている。この一環として連絡会議をVR化したという。国務大臣主催の会議でVRを活用するのは初としている。
VR会議システムを提供したのは、VRやARなどを活用したサービスを開発するSynamon(東京都品川区)。バーチャル空間上にビジネス施設を設置できる、同社のVRサービス「NEUTRANS」(ニュートランス)を連絡会議に利用した。
井上大臣はブログを更新し、「VR技術を使えば海外の人や障害者、高齢者など会場に来られない人も万博を楽しめる」とした上で、「まずは私自身がいろいろな技術にもチャレンジしてみようと思う」と意欲を見せた。
大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月から10月まで大阪府夢洲地区で開催される。「空飛ぶクルマ」での移動やアバターを使ったオンライン参加などを検討している。
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