Microsoft Teamsの個人向け無償提供がスタート 最大300人で最長24時間まで無料に
マイクロソフトが、Microsoft Teamsの個人向け無償提供を正式に発表。当面は新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、最大300人で最長24時間まで無料にする。
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「Microsoft Teamsの個人向け無償提供が正式にスタート。友人や家族とのチャット、ToDoリストの共有、当面は300人24時間まで無料のビデオ会議など提供」(2021年5月18日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
マイクロソフトは、Microsoft Teamsの個人向け無償提供を正式に発表しました。
PC、Mac、iOSデバイス、Androidデバイス、Webブラウザなどから利用可能です。
Microsoft Teamsはその名前の通り、チーム間での情報共有ツールとしてビジネス向けに提供されてきました。
今回無償提供が発表されたのは、これを家族や友人として使うための機能として利用可能にしたもの。すでに日本語のWebサイトも公開されています。
個人向けのMicrosoft Teamsでは、家族や友人間でのチャットなどが可能。
ToDoリストの共有やアンケート機能なども利用できます。
ビデオ会議ももちろん可能。相手がMicrosoft Teamsユーザーでなくてもビデオ会議ができると説明されています。
「Together mode」を利用すると、まるで家族が同じ部屋にいるように表示されます。
ビデオ会議は、1対1であれば24時間まで無料。3人以上のグループ会議は最大100人で最長60分まで無料ですが、当面は新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、最大300人で最長24時間まで無料にするとのことです。
関連記事
- Google翻訳のAPIに新機能 PDFやWord、Excelファイルのレイアウトを維持したまま中身を翻訳
Googleは機械学習を用いて翻訳を行う「Translation API」の新機能として、PDF、Word、Excel、PowerPointのファイルを読み込み、レイアウトなどを保ちつつ内容だけを別の言語へ翻訳して出力する「Document Translation」を発表した。 - トランスパイラ「Babel」の開発チーム、資金難で寄付を募集
トランスパイラ「Babel」の開発チームが資金難で寄付を募集すると公式ブログで発表した。 - AWS、エッジにおけるJavaScript実行環境に本格参入 CloudflareやDenoなどの競合に
Amazon Web Services(AWS)は、エッジ環境で軽量なJavaScriptによる処理を実行可能な新サービス「Amazon CloudFront Functions」を発表した。 - Google Cloud FunctionsがPHPをサポート開始 サーバレスの関数が記述可能に
Google Cloud Platformにおけるサーバレスコンピューティング環境を提供するGoogle Cloud Functionsで、PHP言語のサポートがプレビューとして開始されることが発表された。 - Google、「AppSheet Automation」正式リリース ノーコードで業務用bot、レシートの読み取りやメールの自動送信など
米Googleは、ノーコード開発ツールの「AppSheet Automation」を正式リリースした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.