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ヘッドフォン使う映画館、代官山に誕生 「映画関係者が活躍できる場に」

映画関連スタートアップのシアターギルド(東京都渋谷区)は、映画音声をヘッドフォンで聞くミニシアター「シアターギルド代官山」を6月1日にオープンする。

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 映画関連スタートアップのシアターギルド(東京都渋谷区)は5月24日、映画の音声をヘッドフォンで聞く新しいスタイルの映画館「シアターギルド代官山」を6月1日にオープンすると発表した。料金は1席2500円(税込)。


「シアターギルド代官山」

 賃貸オフィスビルの一室を使った「街の小さな映画館」。内装の独特で、靴を脱いで上がると大きなテーブルとバーカウンター、大小様々な世界の銘品チェアが並ぶ。壁にはアートが飾られ、まるで「巨大なリビングルームのよう」。


靴を脱いで上がると大きなテーブル

来場客は好きな場所で、思い思いの姿勢で映画を楽しむ

専用ヘッドフォンが並ぶ

 座席は40席あり、座る場所は自由。来場者は入口で専用のワイヤレスヘッドフォンを受け取り、好きな場所で、思い思いの姿勢で映画を楽しむ。ボリュームは耳元で調節できる。

 メインスクリーンは5×3mで4K解像度。6月は「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」「フェアウェル」「愛のむきだし」などの名作を上映する。

 所在地は、東京都渋谷区猿楽町11-6 サンローゼ代官山1F。公式サイトで会員登録と予約を受け付けている。

 シアターギルドによると、代官山を皮切りに今後も東京都内を中心にミニシアターを開業するという。「ヘッドフォンを使うことで、住宅地や屋外でもシアターを営業できる。コロナ禍で街の小さな映画館がなくなっている今、映画関係者が活躍できる場になれば」。

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