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初音ミク×中村獅童の超歌舞伎「御伽草紙戀姿絵」はどう作ったか 超会議・超歌舞伎総合プロデューサーに聞いた 「江戸時代の歌舞伎はフジロック」(1/7 ページ)
ニコニコ超会議の目玉の一つ、中村獅童と初音ミクによる超歌舞伎を作ったドワンゴの横澤大輔専務に話を聞いてきました。
初音ミクと中村獅童が共演する「超歌舞伎」を作った人物に話を聞いてきました。
ニコニコ超会議の目玉の一つ、中村獅童と初音ミクによる超歌舞伎も今年(2021年)の「御伽草紙戀姿絵」(おとぎぞうしこいのすがたえ)で6年目になりました。
2016年は大ヒットボカロ曲「千本桜」をモチーフに時空を超えた白狐と青龍の戦いを描く「今昔饗宴千本桜」(はなくらべせんぼんざくら)、翌2017年は世話物に挑戦、廓(遊郭)を舞台にした「花街詞合鏡」(くるわことばあわせかがみ)、2018年は六歌仙の世界で陰謀が渦巻く「積思花顔競」(つもるおもいはなのかおみせ)と超所作事「祝春超歌舞伎賑」(またくるはるちょうかぶきのにぎわい)、2019年は「今昔饗宴千本桜」を京都南座でも披露し、2020年は夏に行われた「夏祭版 今昔饗宴千本桜」。
デジタルと古典の融合として始まり、回を重ねるごとに、現代の歌舞伎を飛び越えて、江戸の歌舞伎に回帰していくような「超歌舞伎」を作ったのが、ニコニコ超会議の、そして超歌舞伎の総合プロデューサーである、ドワンゴ専務取締役CCO横澤大輔さんです。その横澤さんに、新境地が見えた今回の超歌舞伎「御伽草紙戀姿絵」がどのようにして作られたのかを伺いました。
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