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GMOペパボ、年間リモートワーク率96%達成 業績は過去最高
GMOペパボは、従業員の年間平均リモートワーク率が96.0%になったと発表した。21年3月期の業績は過去最高だった。
GMOペパボは6月1日、リモートワークを基本にした勤務態勢を始めてから1年間で、全従業員(400人以上)の年間平均リモートワーク率が96.0%になったと発表した。21年3月期の業績は過去最高だった。
同社は、「ロリポップ」「ムームードメイン」などホスティング事業、「カラーミーショップ」「minne」といったEC事業などのネットサービスを提供する企業で、東証一部に上場している。
昨年6月1日から、東京・福岡・鹿児島の全拠点でリモートネイティブな業務プロセスを構築。SaaSを活用してサービス開発や運用、バックオフィス業務などができるようにした他、電子契約も推進した。
対面が必要な場合は、オフィス出社に関するガイドラインに基づいて従来のオフィスを活用している。ペーパーレス化も進み、コピー機の利用率は半減したという。
この1年間は全社内イベントをオンラインで開催。昨年12月の年末総会は従業員の自宅に弁当を届け、オンラインでクイズ大会などを行ったところ、9割以上の従業員が参加し、参加者の99%以上が「楽しかった」と回答したという。
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