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任天堂、京都に資料館を開設へ 宇治小倉工場を改装して23年度オープン 過去の商品など展示
任天堂は、過去に発売した商品などを展示する「任天堂資料館(仮称)」を京都府宇治市に開設すると発表した。ゲーム機の修理などを行っていた宇治小倉工場を改装する。
任天堂は6月2日、過去に発売した商品などを展示する「任天堂資料館(仮称)」を京都府宇治市に開設すると発表した。ゲーム機の修理などを行っていた「宇治小倉工場」を改装する。
近鉄小倉駅周辺の活性化を目指す宇治市の計画に賛同した。宇治小倉工場を資料館施設にリノベーションし、2023年度(2024年3月期)の完成を目指す。過去に発売した商品を展示する施設になるという。
宇治小倉工場は1969年に「宇治工場」として建設。現在の宇治工場(京都府宇治市槇島町)建設に伴い1988年に改称した。主にトランプや花札の製造の他、サービスセンターとしてゲーム機の修理を行っていたが、2016年11月に業務を宇治工場に移管し、用地と建屋の活用を検討していた。
任天堂は1889年に花札メーカーとして創業し、かるたやトランプの製造で成長した。1983年の「ファミリーコンピュータ」を発売後は家庭用ゲーム機に軸足を移し、これまでに7億9000万台以上のハードと50億本以上のソフトを全世界に送り出している。
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