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Twitter、フリートに広告表示の実験 米国で
米Twitterが、24時間で消える投稿機能「フリート」に広告を掲載する実験を米国で始めた。複数の広告主と協力し、iOS/Androidアプリユーザーの一部に提供する。
米Twitterは6月1日(現地時間)、24時間で消える投稿機能「フリート」に広告を掲載する実験を米国で始めた。複数の広告主と協力し、iOS/Androidアプリユーザーの一部に提供する。
アスペクト比が9:16の画像や30秒までの動画に対応。再生数、プロフィールへの訪問数、リンクなどのクリック数、Webサイトへの訪問数などが測定できるという。動画の場合、6秒以上再生された回数や、再生が完了した回数なども計測できるとしている。
フリートは2020年3月にテストを開始。日本でも11月から提供している。米Facebook傘下のInstagramが搭載する「ストーリー」に似た機能で、テキスト、動画、画像などを投稿可能。ただし投稿は24時間後に自動で消去される。
類似の取り組みとしては、閲覧後に消去される画像を送信できるサービス「Snapchat」が14年に広告の掲載を開始。Instagramも17年にストーリーへの広告掲載を始めた。
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