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LINEのデータ国内移転、“アルバム”は2024年に 「当初は計画になかった」
LINEのアルバムに保存した、画像データの国内移転が2024年上半期になる見込み。データ量が膨大で、韓国のサーバからの移転に時間を要するため。6月中の国内移転を目指す対象は、トーク内の画像データで、アルバムは対象外。LINEは「説明が不十分だった」と釈明。
メッセージアプリ「LINE」のアルバム機能を使って保存した、画像データの国内移転が2024年上半期になることがLINE社への取材で分かった。同社はLINEのトーク内のデータについて、21年6月中に海外から日本へ移転する計画を発表していたが、アルバム内のデータについては記載していなかった。同社は「説明が不十分だった」と釈明した。
LINEはユーザー情報などが中国の子会社からアクセスできる状態になっていた問題を受け、トーク内の画像や動画などのファイルは6月、タイムラインの情報は8月までに海外サーバから日本国内へ移転する計画を示している。
LINEはアルバムデータの移転に時間がかかる理由について「データ量が膨大で、韓国NAVERのサーバからの移転に時間を要するため」と説明。当初から、3月に発表したデータの国内移転計画の対象外だったという。
一部では「データの国内移転に遅れ」とする報道が出ているが、LINEは「当初から6月中に日本国内に移転する計画の対象に入っていないため、遅れているとはニュアンスが異なる」とした上で「説明が不十分だったことは事実。反省し、改善していく」と話した。
アルバムデータの移転について、ユーザーには外部有識者らと設置した特別委員会の検証を経て、周知を検討する方針。
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