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「EOS R3」は手ブレ補正8段、RAW撮影でも毎秒約30コマに キヤノンが追加情報
キヤノンは開発中のミラーレスカメラ「EOS R3」について「手ブレ補正効果が最高8段」「RAW撮影でも毎秒約30コマ撮影」といった仕様の一部を明らかにした。
キヤノンは6月2日、開発中のミラーレスカメラ「EOS R3」について、「手ブレ補正効果が最高8段」「RAW撮影でも毎秒約30コマ撮影」といった仕様の一部を明らかにした。発売時期や価格は発表していない。
レンズ内の光学式手ブレ補正機構とボディ内の5軸手ブレ補正機構との協調制御により、約8.0段の手ブレ補正効果を発揮する。同社調べで「世界最高」としている。
静止画はRAW撮影でも最高約30コマ/秒の撮影に対応する。ディープラーニング技術を活用し、AF追尾の被写体にモータースポーツの自動車やバイクを加えた。
動画撮影では4K Canon Log3への対応や4Kオーバーサンプリング機能、RAW動画撮影(内部記録)などが新しい。動画AFでも静止画同様に人や動物、モータースポーツを追尾できる。
ボディにはマグネシウム合金を採用。データ通信や電源供給が可能な新しいアクセサリーシューを搭載する。メディアはCFexpressとSDカードの両方、バッテリーパックは「LP-E19」が使える。
EOS R3は4月14日にキヤノンが開発を表明したプロ/ハイアマチュア向けの新型ミラーレスカメラ。「高速・高感度・高信頼性」を製品コンセプトとし、「EOS-1」シリーズと同等の防じん・防滴性能を備えた他、EOSシリーズとして初めて自社開発の35mm(フルサイズ)裏面照射積層CMOSセンサーを搭載するという。
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