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CO2濃度に合わせて自動ドアを開閉 「換気用IoTドア」登場
室内のCO2濃度が上昇すると自動ドアを開き、換気が終わると閉められる「換気用IoTドア」が登場。CO2センサーとスマートプラグを組み合わせ、既存の自動ドアに追加で設置できる。
室内のCO2濃度が上昇すると自動ドアを開き、換気が終わると閉められる「換気用IoTドア」が登場した。IoT機器のファブレスメーカー・リンクジャパンと、自動ドア修理を手掛けるエントラックの共同開発。CO2センサーとスマートプラグを組み合わせた仕組みで、既存の自動ドアに追加で設置できる。
CO2センサー「eAir」(イーエアー)で室内のCO2濃度が設定以上に上がったことを検知すると、スマートプラグ「ePlug」(イープラグ)が稼働し、自動ドアの制御装置に信号を入力してドアを開く。CO2濃度が設定以下に下がると信号を止め、通常の自動ドアとして作動させる。
新型コロナウイルス感染予防のため、自動ドアを開けた状態に固定して換気している店舗は多いが、空調効率が低下したり、「夏は暑すぎ、冬は寒すぎる」などの課題がある。新製品でこういった課題に対応する。
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