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キッチンと洗面台が合体 1人暮らしの部屋を広くする「MIXINK」 三菱地所
キッチンのシンクと洗面台を一体化することで、水回りを省スペースにする「MIXINK」。一人暮らしマンションの生活空間を拡大できる。
住宅ディベロッパーの三菱地所レジデンスは6月14日、キッチンのシンクと洗面台を一体化することで水回りを省スペースにし、間取りの自由度を上げられる「MIXINK」を、一人暮らし用賃貸マンションなど向けに開発したと発表した。第1弾として、品川で建設中の物件に導入する。
MIXINKは、調理にも洗面にも使える流し台と、調理に必要なIHコンロやレンジフード、各種収納を一体化した設備。コンロの隣にシンクではなく洗面台があるイメージだ。タカラスタンダードと共同開発した。
物件に導入すれば、洗面台のスペースがまるまる不要になるため生活空間が広がり、さまざまな間取りを提案できるようになるという。例えば、独立洗面台付きで生活空間が7.0畳の1R物件を、MIXINKに変えることで、生活空間を1.3畳広げ、居室内にワークスペースを追加する、といったことが可能になる。
同社の調査で、「住まい選びの決め手になる要因で一番多いのは、生活スペースの広さ」だと分かったため、現状、当たり前に設置されていた水回りに「兼用可能なものがあるのではないか」と考え、MIXINKを開発したという。
第1弾として、品川区西五反田に建設中のマンション「ザ・パークハビオ」に導入する予定。今後も採用物件を増やしていく。また、ホテルやSOHO、新築分譲マンション、リノベーション物件などへの導入も検討していく。
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