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“耳で遊ぶゲーム”電通が制作 イヤフォンのセンサーで動作や姿勢測定
電通は6月18日、センサー付きイヤフォンを使い、耳や顔の動きで操作できるゲームなどを開発する組織「33 Production」を設立した。手や声の代わりに耳や顔の向きでデバイスを操作できる仕組みの開発も目指す。
電通は6月18日、センサー付きイヤフォンを使い、耳や顔の動きで操作できるゲームなどを開発する組織「33 Production」を設立した。1秒間に耳が移動した距離を競う「1秒走」など3種類のゲームをすでに制作しており、今後は手や声の代わりに耳や顔の向きでデバイスを操作できる仕組みの開発も目指す。
1秒走に加え、耳の動きや姿勢で止まっているかどうかを判定する「だるまさんがころんだ・ネオ」、360度の立体音響を活用して音だけで敵の気配を察知して戦う「インビジブルボクシング」を制作した。いずれも対応するイヤフォンは「AirPods Pro」のみ。すでに体験会などは開催したものの、一般ユーザーへの提供は未定としている。
加速度センサーやジャイロセンサーを搭載したイヤフォンが普及したことを受けた施策。33 Productionは今後、“耳のインタフェース化”を目指し、フィットネスやエンターテインメントといった分野に向けた技術も開発するとしている。組織の運営には電通に加え、グループ会社の電通クリエーティブX(東京都港区)も協力する。
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