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会話のキーワードを自動分析、関連イラストをリアルタイム表示 リコー、Web会議を円滑化する新サービス
リコーは6月21日、Web会議の内容を音声認識技術でリアルタイム分析し、会話の中のキーワードと関係するイラストを画面に表示してコミュニケーションを円滑化するサービス「piglyph」(ピグリフ)を発表した。
リコーは6月21日、Web会議の内容を音声認識技術でリアルタイム分析し、会話の中のキーワードと関係するイラストを画面に表示してコミュニケーションを円滑化するサービス「piglyph」(ピグリフ)を発表した。ホワイトボード機能を搭載しており、表示されたイラストを並べたり、文字を書き込んだりすることも可能という。
木や花、机といったモノのイラストに加え、マルやバツ、「いいねマーク」など意思を表すイラストも表示できる。音声だけでなく、Web会議中に書き込まれた文字を基にイラストを表示する機能も備える。
まずは角川ドワンゴ学園が運営する通信制学校「N高等学校」「S高等学校」「N中等部」に提供。22年度に法人向けの提供を始める予定。現在は事前に用意したイラストを表示する仕組みだが、今後は絵を自動生成する機能の開発も検討する。
piglyphの使用イメージ
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