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ソフトバンク、女性管理職を2035年度までに3倍に 委員会を発足
ソフトバンクが、2035年度までに管理職における女性の割合を21年度の約3倍に引き上げる目標を発表。達成に向け、女性役員や外部の有識者で構成される「女性活躍推進委員会」を発足する。
ソフトバンクは6月22日、2035年度までに、管理職における女性の割合を21年度(7.1%)の約3倍(20%)に引き上げる目標を発表した。達成に向け、7月1日に女性役員や外部の有識者で構成される「女性活躍推進委員会」を発足する。
委員会では、女性が活躍するための施策の内容を議論。その進行状況の確認なども行う。委員が指定した社内の役職者が、女性の活躍に向けて行っている部門ごとの取り組みや、その成功事例を共有する会議も開催する。
ソフトバンクは女性社員向けのキャリア相談やワークショップなど、女性が活躍する場を広げるための取り組みを18年度から実施している。同社は今後、委員会での議論を基に、こういった取り組みの拡充を検討する方針。
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