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IBMプレジデントのホワイトハースト氏(元Red HatのCEO)が辞任
IBMのRed Hat買収でIBM入りし、2000年から同社プレジデントを務めてきた前Red HatのCEO、ジム・ホワイトハースト氏が辞任した。後任はまだ発表されていない。ホワイトハースト氏はシニアアドバイザーとして同社にとどまる。
米IBMは7月2日(現地時間)、プレジデントのジム・ホワイトハースト氏(54)が退任すると発表した。後任についての言及はまだない。アービンド・クリシュナ会長兼CEOは発表文で「ジムはプレジデント辞任を決断したが(中略)シニアアドバイザーとしてとどまる」と語った。
ホワイトハースト氏は米Red Hatの社長兼CEOを12年務めた後、IBMによる米Red Hat買収でIBM入りし、2020年4月のバージニア(ジニー)・M・ロメッティCEOの退任の際、プレジデントに就任した。わずか1年4カ月の在任だった。
Red Hat買収で中心的な役割を果たしたクリシュナ氏は発表文で、ホワイトハースト氏は「IBMのRed Hat統合で非常に重要な役割を果たし」「IBMの戦略を明確にするのに貢献した」と語った。
発表文にはホワイトハースト氏のメッセージはない。同氏はLinkedInやTwitterのプロフィールを既に「IBMの前プレジデント、現シニアアドバイザー」と変えている。
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