「Apex Legends」にハッキング攻撃か 対戦機能に一時不具合、改ざんメッセージも
バトルロイヤル型ゲーム「Apex Legends」で、プレイヤーが対戦に参加できないなどの不具合が一時発生していたが、改善されたと開発元の米Respawn Entertainmentが発表した。同社は外部から何らかの攻撃を受けたことを示唆している。
バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」(以下、Apex)で、プレイヤーが対戦に参加できないなどの不具合が7月4日夜から発生していたが、5日午前11時ごろに問題を解消したと開発元の米Respawn Entertainmentが発表した。外部から何らかの攻撃を受けたが、プレイヤーの個人情報やアカウントは安全としている。
Apexについて取り上げている海外ニュースサイト「Apex Legends News」や、複数のTwitterユーザーの投稿によると、この不具合によってゲームモードが自由に選べなくなった他、ゲーム画面の複数箇所に「savetitanfall.com」という文字列が表示されたという。
不具合中に現れたURLが示している「#SaveTitanfall」というWebサイトは、Respawn Entertainmentが開発するシューティングゲーム「Titanfall」のプレイ環境の改善について求める趣旨を記載している。このサイトとハッカーを関連付ける声もあるが、同サイトは上部に「最近起きたApex Legendsのハックについて、このWebサイトも関連するDiscordサーバも関与していない」という声明を記載し、関与を否定している。
同社は7月5日早朝、不具合について公式Twitterアカウントで発表。社内のチームが原因について調査を進めていた。その後、問題を修正するためのサーバアップデートを行い、対戦機能は回復したという。同社は「問題について監視を続ける」としている。
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