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熱海の土石流災害、現場の3Dモデルを有志が公開 ドローン映像を基に作成
太平洋側での記録的な大雨の影響で7月3日に発生した、静岡県熱海市の大規模な土石流の発生現場を3Dで再現するTwitterユーザーが複数現れた。いずれもドローンの映像を基に作成したという。
太平洋側での記録的な大雨の影響で7月3日に発生した、静岡県熱海市の大規模な土石流。その発生現場を3D化する有志がTwitterで相次いで現れ、注目を集めている。いずれもドローンの映像を基に作成したという。
このうち、藤原龍さん(@lileaLab)は7月4日、複数のアングルから画像を解析し、コンピュータで3DCGモデルを作成する「フォトグラメトリー」を活用した3Dモデルを自身のTwitterアカウントで公開した。これは測量や地形調査などの専門的な分野に加え、近年はリアルさを追求するためにゲーム制作にも採用されている技術。作成にはテレビ局が公開した映像を使用したという。
藤原さんは「立体化することで現場状況を分かりやすく安全に把握するのに役立たないだろうか」と投稿にコメントを添えている。
藤原さんは、2019年に大規模火災で焼失した首里城(沖縄県那覇市)の正殿などをフォトグラメトリーで復元した経歴を持つ。
現場の3D化は別のユーザーも行っている。Yusuke Suzukiさん(@Y_Suzuki)も7月5日、静岡県が公開したドローン映像を使って作成した3Dモデルを自身のTwitterアカウントで公開するとともに、3Dデータ共有サイト「Sketchfab」にも投稿し、ダウンロードできるようにした。
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