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三井住友海上、自動車保険の損害調査研修をVR空間で 3Dモデルで実技研修を再現
三井住友海上火災保険が、Synamonと共同で、自動車の損害調査をVR空間で学べる研修システムを開発した。自動車の3Dモデルを操作することで、リモートで現実に近い研修を実現する。
三井住友海上火災保険は3月22日、VRコンテンツの開発を手掛けるSynamon(東京都品川区)と共同で、自動車保険の損害調査をVR空間で学べる研修システムを開発したと発表した。自動車の3Dモデルを操作することで、リモートで現実に近い研修が実現できるという。
Synamonが開発したVR技術「NEUTRANS」を活用。VR空間に表示した自動車の3Dモデルを使い、損傷箇所の撮影や測量、画像や動画を使った学習、参加者同士での議論などを実施。新入社員などに、保険金の支払金額を決めるために行う損害調査を教える。
新型コロナウイルス感染症の影響で人の移動が制限される一方、Web会議ツールを使ったオンライン研修では損害調査研修の実技的なスキルの習得が難しいという課題があったことから開発。4月からVRでの研修を始め、7月以降は自然災害に起因する損害調査の研修にも活用する予定としている。
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