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会話の飛沫を吸い込む空気清浄機 ブラザーがプリンタ技術応用して開発
会話する人と人との間に設置し、飛沫を吸い込む小型空気清浄機をブラザーが開発。プリンタ開発などで培ったモーター技術を活用した。
ブラザー工業子会社で、カラオケ事業などを展開するエクシングは、卓上サイズの小型空気清浄機「DF-2」を7月下旬に発売する。
ブラザーがプリンタ開発などで培ったモーター技術を活用して開発した機器で、会話する人と人との間に設置し、会話から発生する飛沫を吸い込む仕組みだ。
ブラザーのプリンタにも採用されている独自設計の2機のファンで吸引力を発生させ、空気中の飛沫を、前・後・上面の3方向から吸引。専用フィルターで除去する。フィルターは40μ〜0.3μmの微粒子を99.97%除去できるという。
対象範囲を人と人との会話が発生する“パーソナル空間”に絞ることで、小型ながら素早く空気清浄できるようにした。
サイズはサイズは300(幅)×74(奥行)×99(高さ)mm、重さ550gとコンパクト。家庭のリビングやダイニング、オフィスでのデスクワークや会議などでの利用を見込む。製品使用中も、マスク着用などの感染対策をとるよう推奨している。
ブラザーは昨年11月、前モデルとなる小型空気清浄機「DF-1」を開発。カラオケ業界や飲食業界に限定してエクシングが販売し、今年3月までに4000台を完売した。「DF-2」はMakuakeで先行販売したが、1時間で目標金額を達成したという。
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