くるくる回るハンドル付きの携帯ゲーム機、29日から先行予約
くるくる回るハンドルを持つ携帯ゲーム機「Playdate」(プレイデート)の先行予約が7月29日に始まる。価格は24本のゲームが付いて179ドル。
くるくる回るハンドルを持つ携帯ゲーム機「Playdate」(プレイデート)の先行予約が7月29日に始まる。当初は日本語を表示できないが、2022年以降にソフトウェアアップデートで対応するという。価格は24本のゲームが付いて179ドル(消費税、送料別)。決済はクレジットカードのみ。
「Transmit」などのMac用ツールで知られる米Panicが開発した全く新しい携帯ゲーム機。76(幅)×74(高さ)×9(奥行き)mmの薄型ボディに反射型の白黒液晶ディスプレイ(400×240ピクセル)を搭載した。ゲームタイトルもどこか懐かしさを感じる2Dゲームばかりだ。
ハンドル(クランク)はゲームのアナログコントローラーになっていて、くるくる回して「アクションを正確に操作できる」という。「すべてのゲームで使うわけではないが、『Crankin's Time Travel Adventure』のように専用のゲームもある」。
CPUとして180MHz動作のCortex M7を搭載し、16MBのメモリと4GBのストレージ(フラッシュメモリ)を内蔵。Wi-FiやBluetoothといった通信機能も備え、日本で使用するための認証は取得済みという。
オプションとして、Playdate本体を充電しながら音楽が聞けるBluetoothスピーカー内蔵の充電ドックを発売する。ただし先行予約では販売しない。
Playdate購入者には、追加料金なしで3カ月に渡り、毎週2タイトルずつオリジナルゲームが届く(実際はシステム内蔵のゲームをアンロックする)。Panicはこれをテレビの連続ドラマなどになぞらえて「シーズン1」と呼ぶ。
シーズン2以降の計画は明らかにしていないが、「さらなるゲームを企画しており、配信していく計画がある」。また今後はPlaydateのゲームが作れるSDKやブラウザで動く開発ツールも提供する。
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