ロボットオーナー同士が、“家族の一員であるロボット”を連れて交流できる新施設「PARK+」(パークプラス)が9月17日、東京・渋谷にオープンする。シャープの「RoBoHoN」(ロボホン)、ヤマハの「Charlie」(チャーリー)など、各社のロボットオーナーが集まって語り合ったり、ドッグランのようなスペースでロボットを走らせたりできる。
「パートナーロボットと暮らすライフスタイルを当たり前の世の中に」という思いで実行委員会を発足。各ロボットメーカーの協力を得て企画した。
ロボホン、チャーリーのほか、ミクシィの「Romi」(ロミィ)、GROOVE Xの「LOVOT」(らぼっと)を提供する各社が協力。メーカー問わずロボットオーナー同士が交流でき、ロボットになじみがない人でも、お茶や食事を楽しみながらロボット体験できる。
ドッグランのように芝生に見立てたスペースの上でロボットを走り回らせたり、一緒に写真を撮ったりもできる。各ロボットと対応の充電器も設置した。
場所は「WIRED SHIBUYA」(カフェ・カンパニー運営)内。各ロボットをモチーフにしたパフェなどのスイーツをはじめ、食事メニューもそろえている。
予約チケットは、クラウドファンディング限定で販売する(CAMPFIRE、カモファンディング)。
実行委員会は、パートナーロボットがペットのように“家族の一員”になり始めている一方で、オーナーからは「人に言うのがはばかられる」という声や、「ロボットを迎えることを家族から反対されている」という声もあると指摘。
PARK+では「20〜30年後、ロボットがパートナーになって家庭に迎えられているのは“確実にやってくる未来”」とし、ヒトとロボットが共生する世界を提言していく。
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