米Appleは7月27日(米国時間)、2021年度第3四半期の決算報告を発表した。同四半期の売上高は814億ドル、純利益は217億ドル、希薄化後の1株当たり利益は1.30ドル。前年同期の業績は、売上高が596億ドル、純利益は112億ドル、希薄化後の1株当たり利益は0.65ドルだった。同四半期の米国市場以外の売上比率は67%だったと報告していいる。
2020年度第3四半期と比較すると、Macintoshの場合、売上高は前年同期と比べて16%増となり、Macの販売は好調なようだ。
iPhoneの売上高は前年同期と比べて49%増となり、iPadの売上高は昨年同期と比べて11%増となっている。
iTunesとソフトウェアの売上高、Apple CareやApple Payライセンス料金などが含まれる「Services」は、前年同期と比べて33%増となっている。
Apple Storeにおけるサードパーティー製アクセサリーの売上を加えたアクセサリーの売上高に、Apple TV、iPod、Beats製品が加わる「Wearables, Home & Accessories」は、前年同期よりも36%増となった。
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