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AI音声認識の「おもしろ誤認識」を募集、大賞は5万円 過去作は「OK google 赤ちゃんの名前は何がいい?」「あなたにはまだ早いです」など
文字起こし活用推進協議会が、スマートスピーカーやスマートフォンの音声アシスタントによるユニークな誤認識エピソードを募集するコンテストを開催。8月1日から9月30日まで専用サイトで受け付ける。
文字起こし活用推進協議会は7月30日、スマートスピーカーやスマートフォンの音声アシスタントによるユニークな誤認識エピソードを募集する「第2回 大ごにんしき大賞」を開催すると発表した。応募は専用サイトで8月1日から9月30日まで受け付ける。
年齢やジャンルの制約はなく、同協議会は「思わず笑顔になってしまった話」「アセってしまった話」「ホッコリした話」「ムッとした話」などを例示している。応募は日本語のみで、応募者自身や家族、友人が直接体験した内容に限る。
大賞には1人、佳作には5人が選ばれる。発表は12月で、大賞には5万円のギフト券、佳作には1万円のギフト券をそれぞれ贈呈する。
2020年に初めて開催した、第1回大会では「生まれてくる赤ちゃんの名前は何がいい?」という質問に対する米Google製スマートスピーカーの「あなたにはまだ早いです」という回答が大賞を受賞した他、ドレミの歌の歌詞の「シーは幸せよー」を米AppleのSiriが「Siriは幸せよー」に変換したエピソードが佳作に選ばれた。
同協議会は、音声認識技術を開発するアドバンスト・メディア(東京都豊島区)など、文字起こしに関連する業務を手掛ける企業らが共同で立ち上げた一般社団法人。
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