ニュース
AI音声認識の「おもしろ誤変換」を募るコンテスト、結果発表 大賞は?
文字起こし活用推進協議会が、音声認識AIによるユニークな誤認識・誤回答を募るコンテストを実施。大賞は米Google製スマートスピーカーによる誤回答だった。
文字起こし技術の発展を推進する文字起こし活用推進協議会はこのほど、スマートスピーカーや音声アシスタントによるユニークな誤認識・誤回答を募る「第1回 大ごにんしき大賞」の受賞作品を発表した。大賞は「生まれてくる赤ちゃんの名前は何がいい?」という質問に対する米Google製スマートスピーカーの「あなたにはまだ早いです」という回答だった。
同協議会は、音声認識技術を開発するアドバンスト・メディア(東京都豊島区)など、文字起こしに関連する業務を手掛ける企業らが共同で立ち上げた一般社団法人。今回のコンテストは、文字起こしはAIだけが行うものではなく、人の手が入ることではじめて完成する業務であることを周知する目的で開催したという。
募集は8〜9月に行い、受賞作は協議会の理事やスポンサーが選出。大賞の選出理由は「ユーモアや優しさが詰まっている」ためという。
この他、Siriに「シーは幸せよー」という歌詞を音声入力した際に「Siriは幸せよー」と認識されたエピソードなどが佳作に入賞した。応募数が当初の想定を上回ったため、第2回以降のコンテストも実施する予定という。
関連記事
- AIが審査する写真コンテスト、「MARINE&WALK YOKOHAMA」で開催 加工や合成大歓迎 撮影に行く必要なし
横浜の赤レンガ倉庫に隣接する商業施設「MARINE&WALK YOKOHAMA」が、“SNS映え”する写真をテーマにした「ニューノーマルなフォトコンテスト」を開催。公式の写真素材を用意して現地へ撮影に行く必要をなくした。 - 流行語部門賞に「Zoom」 コロナ禍で検索数が激増 Yahoo!検索大賞2020
ヤフーが前年と比べ検索数が最も急上昇した人物や作品、製品などを表彰する「Yahoo!検索大賞2020」の「流行語部門賞」にWeb会議ツール「Zoom」を選出したと発表した。 - 流行語部門賞に「Zoom」 コロナ禍で検索数が激増 Yahoo!検索大賞2020
ヤフーが前年と比べ検索数が最も急上昇した人物や作品、製品などを表彰する「Yahoo!検索大賞2020」の「流行語部門賞」にWeb会議ツール「Zoom」を選出したと発表した。 - 「繋がらぬ ネット回線 人づきあい」――関西大、学生が詠んだ「オンライン授業川柳」発表
関西大学が、学生が詠んだ「オンライン授業」がテーマの川柳を発表。「繋がらぬ ネット回線 人づきあい」など全54作品。広報誌に全作品を掲載している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.