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「繋がらぬ ネット回線 人づきあい」――関西大、学生が詠んだ「オンライン授業川柳」発表

関西大学が、学生が詠んだ「オンライン授業」がテーマの川柳を発表。「繋がらぬ ネット回線 人づきあい」など全54作品。広報誌に全作品を掲載している。

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 「繋がらぬ ネット回線 人づきあい」「新習慣 授業の前の 部屋掃除」「帰省して いない下宿に 金払う」「実験は リモートでは できません」――関西大学は9月8日、「オンライン授業」をテーマに学生が詠んだ川柳を発表した。

 「学生も 学校行かなきゃ ニートかな」「タイピング 上達したが 口下手に」とキャンパスに通えないつらさを表現した句や、「面接は 女優ライトで 通過増」「オンライン 授業と面接 同時処理」など、就職活動と関連付けた句も含まれている。

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多くの学生が在籍する関西大学の千里山キャンパス(関西大提供)

 他の学生の悩み相談に乗る「スチューデント・アシスタント」のアルバイトをする学生が、自身の体験談や相談内容を川柳で表現したもので、全54作品。同大は広報誌に全作品を掲載している。

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学生から寄せられた川柳

 川柳と並行して、オンライン授業に関する意見を学生・教職員から募集したところ、学生からは「授業と就職活動の両立がしやすかった」という前向きな意見や、「ネットワーク環境が不安定」などのマイナス面を指摘する意見が出た。

 教員からは「Zoomの投票機能とチャット機能を使うと、学生の理解傾向の把握がしやすい」「突然鳴る電話や宅配便のチャイムの遮断が難しい」などの声があった。

 関西大は、これらの意見を秋学期以降の授業に生かす方針だ。

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