顔認証情報の業界横断プラットフォーム構築へ りそな、JCBら「手ぶらサービス」推進

JCBとりそなホールディングス、大日本印刷、パナソニックシステムソリューションズジャパンが、顔認証情報を活用するための業界横断型プラットフォームの検討を始める。

[ITmedia]

　ジェーシービー（JCB）とりそなホールディングス、大日本印刷（DNP）、パナソニックシステムソリューションズジャパンは8月2日、顔認証情報の活用に向けた業界横断型プラットフォームの構築を検討すると発表した。

　ユーザーの同意を得た上で共通サーバに顔画像情報を保存し、プラットフォーム参加企業間で共有する。ユーザーにとっては銀行手続きや宿泊施設へのチェックイン、カーシェアリング利用時などに会員証やパスワードが不要になる──といったメリットを見込む。

プラットフォームを通じたサービス連携のイメージ

　参加企業にとっては、自社で生体情報の保管やインフラ運用を行う必要がなくなるメリットがある。プラットフォーム立ち上げ後、業界を問わず利用を促進するという。