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練馬区の大規模停電、復旧から1日経過も原因分からず 東電「明らかな機器の故障はない」
8月5日午後2時ごろから約10分間、東京都練馬区を中心に発生した大規模停電の原因が、1日経過した6日現在も明らかになっておらず、「調査中」のままになっている。
8月5日午後2時ごろから約10分間、東京都練馬区を中心に発生した大規模停電。現在は全面復旧しているが、停電の原因が1日経過した6日現在も明らかになっていない。東京電力は「原因はまだ分かっていないが、外部から見て明らかな機器の損傷や断線などは確認されていない」としている。
停電の影響を受けたのは東京都練馬区と西東京市で約10万5300軒、埼玉県新座市で5200軒。ほとんどは停電から10分以内に復旧したが、練馬区の約540軒では復旧に約55分かかったという。
国は電気事業法で、10分以上の停電が発生した場合、事業者に対して24時間以内の所管省庁への報告義務を課している。東電は「国には既に報告済み」としている。
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