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Facebookの「イベント」、Googleカレンダーへの転送が可能に DTPで
Facebookは「Data Transfer Project」(DTP)の一環として、Facebookの「インベント」をGoogleカレンダーに転送できるようにした。また、写真の転送先にPhotobucketを追加した。
米Facebookは8月9日(現地時間)、データ転送ツールでFacebook上の写真をPhotobucketに、イベントをGoogleカレンダーに転送できるようにしたと発表した。UIも「よりシンプルで直感的に」したという。
データ転送ツールは、同社がGoogle、Microsoft、Facebookと共同で2018年に立ち上げた「Data Transfer Project」(DTP)の一環として提供している。データを一旦ダウンロードしたりせずに、直接別のサービスに転送できる。これまで、写真はGoogleフォト、Koofr、Dropbox、Backblaze B2に転送できたが、これにPhotobucketが加わった。
イベントの転送は今回初めて可能になった。転送するには、Webアプリの場合は自分のプロフィールページで右上の[▼]→[設定とプライバシー]→[設定]→「あなたのFacebook情報」→「あなたのFacebook情報のコピーを転送」→(パスワードの入力)→[転送先を選択▼]で転送先を選ぶ。
AppleもDTPに参加しているが、今のところFacebookのデータは例えばiCloudなどのAppleのサービスには転送できるようになっていない。
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