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IEサポート終了、企業はどんな対応が必要? IPAが対策例を公開
Webブラウザ「Internet Explorer」(IE)のサポートが2022年6月に終了することを受け、IPA(情報処理推進機構)がIEを利用する企業やその従業員向けに、2022年6月以降に必要な対応などをまとめた専用サイトを公開した。
Webブラウザ「Internet Explorer」(IE)のサポート終了に向けて、IPA(情報処理推進機構)は8月18日、IEを利用する企業やその従業員向けに、必要な対応をまとめたWebページを公開した。
IEは2022年6月16日(日本時間)にサポート終了予定。IE向けに作られたコンテンツの表示には「Microsoft Edge」の「IEモード」を利用できるが、これも暫定的措置で、29年にはIEモードのサポートも終了する。
このため、IPAは組織に対し、コンテンツをWeb標準仕様へ対応させて他のブラウザでも開けるようにするとともに、IE向けの仕様でしばらく提供を続ける場合には従業員の端末上でEdgeのIEモードをふさいでいないか確認する必要があるとしている。
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