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“FF14”内でフィッシング詐欺多発、スクエニが注意喚起 背景にはユーザーの急増
スクエニが、MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」内でのフィッシング詐欺が増加傾向にあるとして注意を呼び掛けた。ゲーム内チャットを悪用してURLを送信し、偽サイトに誘導する例が増えているという。
スクウェア・エニックス(スクエニ)は8月17日、MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」(FF14)内でのフィッシング詐欺が増加傾向にあるとして注意喚起した。ゲーム内チャットでURLを送信し、同社のサポートセンターやFF14の公式サイトを模した偽サイトに誘導。同社サービスのアカウントIDやパスワード、生年月日などを盗み取るという。
FF14は2013年にサービスを始めたオンラインゲームだが、今になってユーザー数が急増しているという。スクエニによれば21年7月ごろから北米や欧州のプレイヤーが急増し、プレイヤー数に対するサーバの性能が追い付かなくなった結果、これらの地域では7月17日から18日にかけてログインに10〜40分かかる事態も発生した。
スクエニは「昨今のプレイヤー急増に合わせ、こうした詐欺行為が増える傾向にある」と分析。ゲーム内だけでなく、ゲーム実況サービス「Twitch」やYouTubeで行う生配信のコメント欄でも偽サイトのリンクを投稿する行為が急増しているという。プレイヤーに対しては不審なURLにアクセスせず、ワンタイムパスワードを導入するよう呼び掛けている。
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