ガンプラの聖地、オンラインにも バンダイ「ガンダムベース バーチャルワールド」試験公開 限定モデルの販売も
BANDAI SPIRITSは19日、オンライン上に“ガンプラの聖地”を作るプロジェクト「THE GUNDAM BASE VIRTUAL WORLD」のトライアルを始めた。約280種類のガンプラを展示販売する。
BANDAI SPIRITSは8月19日、オンライン上に“ガンプラの聖地”を作るプロジェクト「THE GUNDAM BASE VIRTUAL WORLD-Trial version-」のWebサイトを公開した。9月30日までテスト運用する。
国内4カ所にある「THE GUNDAM BASE」(ガンダムベース)のようなガンプラ総合施設のオンライン版を作り、世界中のファンが利用できる環境を整える試み。テスト運用では限定品を含む約280種類のガンプラを展示販売する。
サイト内には注目アイテムを展示する「スペシャルガンプラコーナー」を始め、宇宙世紀シリーズの専用ルーム「UNIVERSAL CENTURY ROOM」など複数のスペースがある。またバーチャルな巨大ジオラマの展示エリアやガンダム関連の映像を上映するシアターなど、オンラインならではのエンターテインメント性も生かしたコーナーも用意した。
利用者はお目当てのガンプラを360度回転させて隅々まで確認できる(3D VIEW展示)他、巨大なガンプラ立像を足元から見上げたり、フォトスポットで記念撮影したりとサイト内を自由に移動して楽しめる。
限定販売では10月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催予定の「2020年ドバイ国際博覧会」の日本館PRアンバサダー仕様ガンダムを用意した。価格は2420円(税込)。
購入時にはトライアルサイトからバンダイ公式ECサイト「プレミアムバンダイ」に移動して決済となるため、プレミアムバンダイの会員登録(無料)が必要。また「今回の商品販売はテストとして実施するもので数量は限られる。購入個数の制限を実施する場合もある」としている。
バンダイは今後、利用者アンケートなどを参考に世界展開に向けてサイトの改善を進める。本格展開の時期は明らかにしていない。
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