Google Healthトップのデビッド・ファインバーグ氏、電子カルテ企業がCEOとして引き抜き

Google Healthのトップ、デビッド・ファインバーグ氏が退社する。10月1日付で米電子カルテ企業CernerのCEOに就任する。

[ITmedia]

　米Googleのヘルスケア部門「Google Health」トップのデビッド・ファインバーグ氏（59）が同社を辞め、米電子カルテ企業CernerのCEOに就任する。Cernerが8月19日（現地時間）に発表した。10月1日付で就任の予定。

　同氏は2019年にGoogle入りし、2020年1月からGoogle Healthのトップを務めてきた。

　ファインバーグ氏は発表文で「世界的なヘルスケア改革を推進するために、Cernerの才能ある人々と協力していくことを楽しみにしている」と語った。

　Googleは米CNBCなどに送った声明文で「Googleはヘルスケアを改善する技術の力を深く信じており、企業全体でヘルスケアへの投資を増やしている。われわれはこれまでのデビッド（ファインバーグ氏）のリーダーシップと指導力に感謝し、われわれのヘルスケアへの取り組みを加速し、デビッドの今後の活躍を祈っている」と語った。