2品同時の「パック調理」に対応した自動調理鍋、象印マホービンが発売

象印マホービンは25日、自動調理鍋「EL-KA23」を発表した。「パック調理」などで手間と時間を節約できる。

[ITmedia]

　象印マホービンは8月25日、自動調理鍋「EL-KA23」を発表した。忙しい共働き世帯／子育て世帯に向けたキッチン家電「STAN」（スタン）シリーズとして10月1日に発売する。参考価格は3万3000円（税込）。

「EL-KA23」のブラック。ホワイトもある

　材料を入れてコースを選ぶだけで火加減を調整しながら調理する自動調理鍋。調理時の最大容量は2.3Lで、カレーなら6人前を1度に作れる。

　最大12時間前からの予約と保温に対応。朝のうちに材料をセットすると帰宅後にすぐ食べられる。

パック調理のイメージ。ジッパー付きの食料保存袋を2つまで専用ホルダーに固定できる

　レシピサイトなどで時短テクニックとして紹介されている「パック調理」にも対応した。ジッパー付きの食料保存袋に食材を入れ、付属の「パックホルダー」で2つまで固定して調理できる。象印は「2品同時調理は今までにない機能。時間のないご家庭にゆとりのある時間を生み出したい」としている。

　使用できる食料保存袋はポリエチレン製の耐熱温度100度以上、厚さ0.02mm以上、サイズは21×18cm以下。材料を入れて冷蔵／冷凍保存できる他、調理後の洗い物を減らせるメリットもある。

　内鍋にはふたが付属。調理後に鍋ごと冷蔵庫に保管したり、コンロの直火で温め直したりもできる（IHは非対応）。