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ユニクロ、避難時の「服の備え」提案 暑さ対策も考慮したチェックリストを公開

ユニクロが災害避難時に役立つ服をリストアップした「服の備えチェックリスト」を公開した。3日分の下着セットなどに加え、防寒/暑さ対策も考えた。

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 ユニクロは8月30日、9月1日の「防災の日」を前に「服の備えチェックリスト」を公開した。防災グッズに避難時に便利な衣服を加えることを提案する。


「服の備えチェックリスト」

 避難所に支援物資の衣類が到着するまで3日程度かかると想定。3日分の下着セットと靴下、マスク、スウェット上下などをチェックリストに記した。また雨や風を防ぐためにウィンドブレーカーやレインウェアのような防水性のある衣類、高温多湿な夏の避難所内で汗をかいても早く乾く吸水速乾素材の服なども加えた。

 ユニクロは今年2月、「災害時の備え」について独自の調査を実施。20代から60代の男女2400人にヒアリングを行ったところ、避難した経験のある人の4人に1人が「避難時に足りなかった・あったら良かった物」として衣服を挙げたとしている。

 全国の自治体への独自調査では、8割以上の市区町村で備蓄品に服がない実態も判明した。ユニクロは今後、全国の自治体と災害時における物資供給等の協力に関する協定を順次締結し、「服の備え」を支援する考えだ。


一般消費者が避難時に持ち出す物として準備しているもの

自治体における衣類の備蓄割合(マスク除く)

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