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シャープの立体型マスク、わずか5時間で売り切れ 生産能力は月75万枚を確保
シャープが8日に発売した「シャープクリスタルマスク」がわずか5時間で売り切れ。公式Twitterアカウントは「ごめん、売り切れたみたい」。
シャープが9月8日に発売した立体構造の不織布マスク「シャープクリスタルマスク」が製品発表から5時間ほどで売り切れた。シャープのECサイト「COCORO STORE」では「在庫なし」表示となり、シャープ公式Twitterアカウントは午後4時ごろ「ごめん、売り切れたみたい」と投稿した。
シャープクリスタルマスクは6角形をベースとした立体構造で口元の空間を確保し、呼吸しやすく化粧くずれも抑えるという不織布マスク。「フェイスラインをシャープに演出」するという。
フィルターは4層構造でPM2.5や花粉、ウイルス飛沫などの侵入を99%以上カット。持ち歩く時の衛生面に配慮して個別包装とした。
シャープによるとクリスタルマスクはこれまで同様、三重工場(三重県多気郡多気町)のクリーンルーム内で製造。製造装置は新たに調達したものではなく、既存装置の1台をクリスタルマスク生産用に改造したという。
発売時の準備数は非公開だが、生産能力は日産2.5万枚で、月産に換算すると約75万枚になる。COCORO STOREの次回入荷予定は未定ながら「入荷次第、提供する」としている。
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