「iPhone 13」発表 顔認証「Face ID」続投 9万8800円から
米AppleがiOS搭載スマートフォンの新モデル「iPhone 13」を発表した。生体認証は従来モデルから引き続き、顔認証の「Face ID」を搭載。価格は9万8800円から。17日から予約を受け付け、24日に発売する。
米Appleは9月14日(米国時間)、iOS搭載スマートフォンの新モデル「iPhone 13」を発表した。生体認証は従来モデルから引き続き、顔認証の「Face ID」を搭載。カラーバリエーションは5種類。5Gに対応し、デュアルレンズカメラを搭載する。価格は9万8800円から。17日から予約を受け付け、24日に発売する。
SoCは最新の「A15 Bionic」(6コアCPU、4コアGPU、16コアのニューラルエンジン)を採用。ワイヤレス充電「MagSafe」にも対応する。前モデルからバッテリーを強化しており、iPhone 12に比べ2.5時間長く動作するという。防水性能はIP68。
アウトカメラはiPhone 12と同様、超広角と広角のデュアルレンズの構成。いずれも有効1200万画素で、開口部は超広角がF2.4、広角がF1.6。超広角レンズでは120度の視野角で撮影が可能。映像のピントやボケ具合を撮影後に調整できる機能「シネマティックモード」にも対応する。
カラーはスターライト、ミッドナイト、ブルー、ピンク、レッドを提供する。
ストレージ64GBモデルを廃止。128GB(9万8800円)、256GB(11万800円)、512GBモデル(13万4800円)を提供する。
サイズは71.5(幅)×146.7(奥行き)×7.65(高さ)mm、重さ173gで、6.1インチ(2532×1170ピクセル、460ppi)の有機ELディスプレイを搭載する。
Appleは同日、上位モデルとして「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」も発表した。
関連記事
- 映像制作ニーズに応えた「iPhone 13 Pro/Pro Max」 最大容量1TB、後からピント変更やボケ味追加も
米Appleが「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」を発表した。カメラ性能を強化し、映像のピントやボケ具合を撮影後に変更できる機能「シネマティックモード」に対応する。価格は順に12万2800円、13万4800円から。 - 新「iPad mini」登場 5G、Touch ID、USB-C対応で“Air”を8.3インチに凝縮
米Appleが新型「iPad mini」を発表した。「iPad Pro」や「iPad Air」のように狭額縁にし、Air同様に電源ボタンにTouch IDを搭載。5G通信やUSB-C端子を新たに搭載した。 - 「Apple Watch Series 7」登場 ディスプレイは過去最大、399ドルで2021年秋後半に
Appleは9月14日(米国時間)、新型スマートウォッチ「Apple Watch Series 7」を発表した。前作のSeries 6から20%ディスプレイを大型化。Series 3からは50%拡大している。価格は399ドルから。 - Apple、5G対応の「iPhone 12」発表 「MagSafe」搭載、8万5800円から
米AppleがiOS搭載スマートフォンの新モデル「iPhone 12」を発表した。iPhoneシリーズ初の5G対応機種となり、6.1インチの有機ELディスプレイに加え、ワイヤレス充電「MagSafe」を搭載した。価格は8万5800円(税別)から。 - 「iPhone 12/mini/Pro/Pro Max」は何が変わった? 11シリーズ+SE 2との比較まとめ
Appleが「iPhone 12」シリーズ4機種を発表。従来モデルの「iPhone 11」シリーズや第2世代「iPhone SE」と比べながら、新機能や注目ポイントを紹介していく。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.