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Slackで接続障害、「1%未満のユーザー」に影響 DNS関連でトラブル
10月1日午前11時00分現在、Slackで1%未満のユーザーに接続障害が発生している。同社では障害の原因について「DNS関連の問題を認識している」と説明。最新のステータスでは、Slackをリロードすることで、再度ロードできる場合があると案内している。
10月1日午前1時30分ごろから、企業向けコラボレーションツール「Slack」で接続障害が発生している。11時00分現在、米Slack Technologiesは、1%未満のユーザーに接続障害が発生していると発表した。
同社では障害の原因について「DNS関連の問題を認識している」と説明。Slack側の変更により発生したものだという。この問題の解決には、ISP(インターネットサービスプロバイダー)がslack.comのDNSレコードのキャッシュをクリアする必要があるという。午前4時50分時点で、全てのユーザーの接続障害は、24時間以内に解決する予定と説明する。
最新のステータスでは「改善の兆しが見られる」として、Slackをリロードすることで、再度ロードできる場合があると案内。ただし、全てのユーザーがこの方法で解決されるわけではなく、引き続き不具合の解消を進めるとしている。
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