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外部プロジェクターの映像をAR表示する眼鏡型デバイス 東工大などが開発:Innovative Tech(2/3 ページ)
ARグラスは重くなりがち。その問題を解決する方法の1つが、外部から投影すること。
プロジェクターは、DMD(Digital Micromirror Device)と追跡用カメラ、焦点可変レンズを含むレンズ群、走査ミラーなどを実装。走査ミラーは回転運動によって投影方向を適宜変更できるので、移動するウェアラブルヘッドセットに対しても追従し、投影し続ける。
ウェアラブルヘッドセットには追跡マーカーが印刷されており、設置したカメラ側からウェアラブルヘッドセットの相対的な姿勢を取得。この姿勢情報に基づいて、走査ミラーの投影角度と焦点可変レンズの焦点を計算する。移動した際に生じる投影画像のズレもホモグラフィ変換(対象平面やプロジェクターが動いても投影画像がゆがんで見えないように補正する技術)し補正する。
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