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「Outlook」でアクセス障害 「最近の設定変更が原因」 Teamsなど別アプリでも影響か【復旧済み】
米Microsoftの「Outlook」で10月5日朝から、メールボックスにアクセスできない障害が発生している。原因はサービスの設定変更にあり、Teamsなど他のOffice 365サービスでも影響が出る可能性があるという。
米Microsoftが提供するメールクライアント「Outlook」で10月5日朝(日本時間)から、メールボックスにアクセスできない障害が発生している。Twitterでは午前8時ごろから「Outlook障害でメールを送れない」「仕事に支障が出る」などの報告が相次いでいる。
Microsoftによると障害が発生しているのはデスクトップ版、モバイル版のOutlookとWeb版の「Outlook.com」。障害の原因については「最近適用したサービスの設定変更が問題だったと考えられる」という。同社は午前9時に公式Twitterアカウントで「影響を軽減するために、変更した設定を元に戻す」と発表した。
また、午前10時には「調査の結果、Microsoft TeamsやSharePoint Onlineなど、他のMicrosoft 365サービスでも検索実行時に問題が発生する可能性がある」としている。
追記:午後2時30分ごろに復旧
Microsoftは午後2時30分に、問題が正常に解決したと発表した。
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