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メルカリ「きのこ」の取引に注意喚起 「無許可採取は犯罪」
「天然」「朝どり」などをうたうきのこや山菜がメルカリで販売されているが、正規の手続きを経て採取されたものかどうかは確認しづらい。メルカリは「無許可で森林から山菜やきのこを採取すると森林窃盗罪」に当たるなどと注意喚起している。
メルカリは10月13日、フリマアプリ「メルカリ」ユーザーに対して、無許可で採取したきのこや山菜を取引しないよう、注意喚起する文書を、アプリ内などに掲載した。
メルカリでは、「天然」「朝どり」などをうたうきのこや山菜が多数販売されているが、正規の手続きを経て採取されたものかどうかは、ユーザーからは確認しづらい。
メルカリは、「無許可で森林から山菜やきのこを採取すると「森林窃盗罪」にり、3年以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられると説明。「他人の私有地や公有地で許可無く採取した山菜・きのこ類の出品はおやめください」と呼び掛けている。
許可無く採取したきのこなどを出品した場合は、メルカリの規約で禁止している「盗品など不正な経路で入手した商品」に当たるため、取引をキャンセルしたり、商品を削除したり、利用制限を行う場合があるとしている。
また、山菜やきのこ類と間違えて有毒な植物を採取し、食べて体調を壊す食中毒事故が例年報道されているとし、「食用と確実に判断できない山菜・きのこ類を食品として出品することは絶対にしないでください」とも呼びかけた。
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