「Google Pixel 6/6 Pro」正式発表 カメラ一新、5000万画素の大型センサー 初の自社チップも(3/3 ページ)
Google Japanは10月20日、新型スマートフォン「Google Pixel 6」「Google Pixel 6 Pro」を発表した。自社開発したプロセッサ「Google Tensor」を搭載しており、本体デザイン、カメラユニットなどを一新。価格はPixel 6が7万4800円から、Pixel 6 Proが11万6600円から。
ディスプレイに指紋センサーを内蔵
ディスプレイはどちらも有機ELパネルを採用。Pixel 6は6.4インチ(フルHD+)、リフレッシュレートは90Hz。Pixel 6 Proは6.7インチ(QHD+)で10〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応。6 Proのみディスプレイのエッジがカーブしている。生体認証として画面内指紋センサーを搭載。Pixel 5で左上にあったパンチホールカメラは中央に移動した。
メモリはPixel 6が8GB、Pixel 6 Proが12GB。ストレージは両モデルとも128/256GBから選択できる。FeliCaを内蔵し、おサイフケータイにも対応する。両モデルともデュアルSIM(nano SIMとeSIM)に対応し、5G通信が可能(6はSub6、6 ProはSub6とミリ波)。両モデルともIP68の防塵/防水性能を有する。
インタフェースはUSB Type-C 3.1 Gen1、30Wの急速充電にも対応する。ワイヤレス充電にも対応しており、後日発売予定の「Google Pixel Stand(第2世代)」では、Pixel 6を最大21Wで、Pixel 6 Proは最大23Wで充電可能。バッテリー容量は6が4614mAh、6 Proが5003mAh。Qiデバイスを逆充電できる「バッテリーシェア」機能も搭載する。重さは6が207g、6 Proが210gと重量級になった(Pixel 5は約151g)。
OSは、Android 12を採用。新しいデザイン言語「Material You」を採用しており、カラーパターン含めユーザーにパーソナライズしたUI体験を提供する。20日から他のPixelシリーズにもAndroid 12の配信が始まっている。
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