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「Windows 11」のAMD Ryzen性能問題、KB5006746で改善
Microsoftは「Windows 11」のアップデートをリリースした。このアップデートで、AMDも認識していたRyzenの2つの性能問題のうちの1つが改善される。もう1つの問題は、AMDが同日リリースした新ドライバーで改善される。
米Microsoftは10月21日(現地時間)、「Windows 11」のビルド2200.282(KB5006746)のリリースを発表した。このアップデートで、Ryzenプロセッサの性能問題を含む多数の問題が改善される。
米AMDは6日、Windows 11をサポートするRyzenプロセッサで2つの性能問題があることを確認したと発表した。Microsoftのアップデートで改善されるのは、一部のアプリの性能に影響していたL3キャッシュの問題だ。8コア以上のプロセッサで性能に問題が発する「優先コア」関連の問題については、AMDが同日、新しいチップセットドライバーをリリースしており、こちらで改善する見込みだ。
KB5006746ではこの他、新しい日本語IMEを使用してファイルエクスプローラーでファイルの名前を変更しようとしたときに発生する問題やBluetoothマウスとキーボードの応答が予想よりも遅くなる可能性がある問題など、多数の問題を改善している。改善と修正のリストはMicrosoftのリストを参照されたい(本稿執筆現在、英語のみ)。
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