Pixel 6 Proのカメラバーが思いのほか便利な理由 翻訳・字幕も試してみた:Googleさん(5/5 ページ)
Googleの久しぶりのハイエンドスマートフォン「Pixel 6 Pro」。背面をどーんと横断するカメラバーは使ってみたら便利です。「Google Tensor」による英語から日本語へのリアルタイム翻訳字幕や日本語音声文字変換も使ってみました。
微妙な改善
Pixel 5ではかなり不自然だった「ポートレートモード」でのぼかし具合が、ちょっと自然になりました。下の右がProのポートレート。背景が白いというダメサンプルなので分かりにくいですが、一応背景がちょっとボケてます。
Material You?
Googleさんが大きく打ち出している「Android 12」の「Material You」には、正直それほど感動はしません。確かに壁紙を変えるとウィジェットとかアプリのUIの色がそれに合うものに変わるのは面白いし、Sorta Yellowに似合う壁紙を探すのも楽しいし、たぶんAIが中でいろいろ高度なことをしてくれてるんだろうなぁとは思いますが。
せっかく色調を統一しても、アプリのアイコンは色とりどりのまま。アイコンもテーマに合わせる「テーマアイコン」(ベータ版)もありますが、今のところGoogleのアプリしか対応していません。それに、全部のアプリがテーマ色になったら、どれがなんだか分かりにくくなりそうです。
Pixel 6 Proは買いでしょうか?
私は買いだと思います。メモリ12GB、ストレージ128GBで11万6600円。この値段は、「Pixel 4 XL」の128GBモデルと同じです(4 XLのメモリは6GBでした)。カメラはどうでもいい、という場合はProと同じ頭の良さの「Pixel 6」がお勧め。こちらなら7万4800円から、です(スペックの違いなどは前回の「Googleさん」を参照してください)。
私は20倍ズームが気に入ってしまったので、Pixel 6 Proを選びます。Pixel 5とのサイズギャップ(6インチ→6.7インチ)に慣れるかどうかちょっと不安ですが、大きいスマートフォンに挑戦です。
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