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LINEがマッチングアプリから撤退 参入から2年足らず
LINEが、マッチングアプリ「HOP」の提供を11月で終了する。理由は「全社的に選択と集中を進めた結果」という。
LINEは10月26日、マッチングアプリ「HOP」の提供を終了すると発表した。2020年3月に同サービスを立ち上げてから2年足らずでの撤退となる。終了の理由について同社は「全社的に選択と集中を進めた結果」としている。
HOPは、結婚相談所や婚活サイトなどを運営するIBJ(東京都新宿区)のグループ企業であるDiverse(東京都千代田区)と、LINE社による共同出資の「HOP株式会社」が提供するマッチングアプリ。「友達の友達」「友達の友達の友達」など、LINEの繋がりを通じて出会いを探せることを特徴としていた。
サービスは11月30日に終了。10月26日時点ですでに有料プラン加入を止めており、有料プランの期間が余っているユーザーには期間に応じて払い戻す方針。
サービスの終了に伴い、HOP社を解散とするかについては協議中としている。
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