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Amazonが従業員向けITセキュリティトレーニングを無償公開 日本語対応

米Amazon.comが、同社従業員向けのITセキュリティに対する意識向上トレーニングを、個人や企業を問わず誰でもオンライン利用できるようにした。形式は動画で音声は英語のみだが、字幕で日本語など16カ国語に対応する。

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 米Amazon.comは10月26日、同社従業員向けのITセキュリティに対する意識向上トレーニングを、個人や企業を問わず誰でもオンライン利用できるようにしたと発表した。形式は動画で音声は英語のみだが、字幕で日本語など16カ国語に対応する。


Amazonが公開した「Cybersecurity Awareness training」

 動画は全編合わせて15分程度の短いもので、セキュリティ専門家とビデオディレクターが、映画のキャスティングオーディションという形で出演希望者へセキュリティに関する質問を投げかける。その応募者が、問われたセキュリティを満たすような演技をするというストーリー。


日本語の字幕に対応している

リモートで映画のオーディションを行い、出演希望者へセキュリティに関する質問を投げかける

 トレーニングを通じて、安全なコミュニケーションやビジネスデータの取り扱い、デバイスのセキュリティ、フィッシング攻撃やソーシャルエンジニアリングへの認識、物理的なセキュリティリスク、顧客データの保護、会社リソースの使用などについて学べるとしている。

 8月に行われたホワイトハウスのサイバーサミットの中で、民間部門と公共部門が協力してITセキュリティを改善していくための方法として、同社のアンディー・ジャシーCEOがこのトレーニング動画を公開すると発表していた。

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